卵巣嚢腫が再発!オーマイガッ①
こんにちは、ぷぅ子です。
今日は2019年に卵巣嚢腫の再発が発覚し、この度の手術に至るまでの話を書きます。
このブログに書く医療や病気に関する情報は、あくまでも私個人の経験や集めた情報、医師から教わったことです。
まず、遡ること約10年。23歳の時に両側性卵巣嚢腫が発見され腹腔鏡手術で嚢腫だけを摘出しました。当時まだ未婚、その先の妊娠に備えるため、卵巣の正常な部分だけを残しました。(この時のことはまた今度書きます)
当時の担当医からの術後説明で、卵巣嚢腫は再発の可能性があることを聞きました。この病気は原因不明なので予防することはできず、卵巣がある限りは誰にでも起きうることなのです。
術後の私はというと、無事に手術が終わったことに安堵しきっていたのと疲労で、再発のことなどあまり深く考えていなかったのです。。。
そう、10年後またこの『らんそうのうしゅ』というにっくき塊にぶちかまされることになるとは思いもせず。。。。
術後は近所の不妊治療で有名な婦人科病院に転院し、少なくとも1年に1度は検診で通っていました。
2019年2月。いつもの検診で内診していただいた時に左の卵巣の腫れを指摘されました。
まじかよ!!!!!!
その時は3cmくらいだと言われたと思います。卵巣は通常親指くらいの大きさですが、排卵や生理の影響で腫れることは珍しくないとのこと。
しかしながら私には卵巣嚢腫を患った経験から再発の可能性があるため、検査をすることとなりました。
その日のうちに腫瘍マーカー(血液検査)を行い、数日後にMRIを撮りに行きました。
それらの結果から、おそらく前と同じ皮様嚢腫という種類の卵巣嚢腫が再発していると告げられました。
まじかよ!!!!!!
卵巣嚢腫には、腫瘍の内容物によって幾つか種類があります。
薬を飲みながら小さくできる様な種類のものもあるようですが、私が患っているのは皮様嚢腫という腫瘍が脂肪や髪の毛、歯などでできているもので、大きくなっても小さくなることはないようです。(←どうして卵巣にそんなものが?ちょっとキモいですよね。)
過去に1度手術をしたので、また手術となると卵巣機能が大幅に低下する可能性があります。=妊娠率が下がる。ホルモンバランスが崩れて更年期障害のような症状が出る可能性もある。
今はまだ3cm程で小さいので、このようなリスクを踏まえて3ヶ月に1度の経過観察をしていくこととなりました。
この時の心境は、
あーあ、医療費かかるなあ。。。
あーあ、また手術か。。。
あーあ、まだ若いのに更年期障害なんて、嫌だな。。。
半ば諦めているけど、子供を産まない人生がここで決定するのかな。。。
ネガティブで偏ったものばかりでした。
なんでまた私が?なんて悲劇のヒロインのようなこともボソッと言った気がします。
唯一、気持ちを前向きにさせ心を安心させてくれたのは夫の存在でした。
夫は、本当に肝の据わった人です。少々のことには動じませんし、たまにイラッとくるほど穏やかでポジティブです。そして両親とも大病を患っているのを見てきたせいか、病気をこわがったり過度な心配をすることがありません。
そんな夫ですので、私がこの診断結果についてこの世の終わりのように話しても「何があっても大丈夫だよ」と笑うのです。
いやいや、ちょっとは心配してくれや!とも思いましたが。この時も今も、彼のこのどーんとした大きな存在がなければ私はもっと卑屈になって心配になって悲しくなってイライラしていたことでしょう。
脱線しましたが、この2019年2月から経過観察が始まりました。
たまにお腹や腰が痛くなることがありつつも、我慢できないほどのものではありませんでした。フルタイムでの仕事を退職していたので、パートしつつもぐうたら過ごしながら3ヶ月に1度の検診に通いました。
②に続きます。